花虞美人

花虞美人、3月末から東京公演(10公演)、名古屋公演(4公演)、大阪公演(4公演)終わりました^^

東京の初回、千秋楽、名古屋3回目(トークショー)、大阪大千秋楽の計4回を観劇してきました。


結論、脚本および演出家、俳優の意図するところの捉え方が、回数を重ねるごとに変わっていったような気がしまして、毎回何が言いたいのかを探っておりましたw

なので、4回見た結果で、私なりに考察してみました(^-^)


虞姫の心理分析←

□状況

とても正直な何事にもまっすぐな女性。劉邦への愛は永遠であり、揺るがない。でも、項羽に助けられ、項羽の一途な愛を受け、天真爛漫で、その実は脆い項羽の一面に触れ、次第に項羽に心が傾いていく。始皇帝のもとにいるときは、絶望の中にいて、始皇帝への憎しみがあります。その時は、この穢れた体で劉邦の元には戻れないと泣き崩れます。しかし、次第に項羽との関係は違い、囚われた身ではなく、次第に虞の凍りついた心も溶けてるようにに感じました。そして、劉邦が亡くなったと聞き、項羽とともに生きる決心をします。でも、劉邦との再会で心が揺らぎます。無条件で愛し心を通わせた劉邦か、愛されて次第に心が傾いた今の項羽か。


□考察です(^-^)
♡虞は自ら命を絶つことを決めたのか。
項羽が亡くなり、呂雉も色々あってもうあんな男いらないとなるわけで、2人を割くものはなくなります。劉邦も俺の元に来いと。なのに、虞は自ら命を絶ちます。ある意味、ハッピーエンドになれる要素なのですが、そうはいかないわけです。だからドラマなのですがw
無条件で愛した心通う劉邦。劉邦に対するおもいは絶対でそれが生きている支えになってるのかな?虞にとって劉邦は揺るぎなく絶対の存在。でも、純新無垢な自分ではない自分は劉邦の前に立つ勇気はない。そして、劉邦が死んだと聞いたからとはいえ、項羽と生きていくと決めた。正直で真っ直ぐな虞は、劉邦の元に戻ることは出来なかったのかな。死ぬことで、何が得られたのか。そこまでは考察できませんw

♡虞について

この劇中の劉邦と虞は、最初は似てるんですよね。
正直で、真っ直ぐで、弱い人に優しく心を寄せれる人。だから、お互いに惹かれていったのかと。(決して、美男美女だからだけではないかとw)
虞は、項羽、趙高、子規達と関わることで、菩薩のような慈悲の心が強くなるのかな??
劉邦は優しさを持ちながらも、虞のために冷徹な気持ちも持っていく。
そんなふたりが素敵でした♪

もっと色々書きたかったけど、時間がかなりすぎてしまい、これ以上温めてると腐りそうなので終わりにします♪


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